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【Excel/SUMIF関数の使い方】特定の条件を満たすセルの合計を計算します

SUMIF関数見出し

SUMIF関数COUNTIF関数など、【○○IF関数】は覚えるととても便利に使うことができます。しかし、使うためには範囲だけではなく、検索条件を入力しなければいけません

この検索条件が初心者には難しいハードルになるかもしれませんが、使いこなせるようになれば生産性が格段に上がると思いますので、ぜひ【○○IF関数】の使い方を学んでおきましょう。

今回の記事では、SUMIF関数や検索条件の使い方を解説していきます。

SUMIF関数
利用頻度★★★★☆4
難しさ★★★★☆4
作業効率UP度★★★★☆4

関数は半角で入力しましょう。全角で入力した場合、正しく反映しない場合があります。

SUMIF関数
利用頻度★★★★☆4
難しさ★★★★☆4
作業効率UP度★★★☆4

関数は半角で入力しましょう。全角で入力した場合、正しく反映しない場合があります。

目次

こんな時におすすめ

SUMIF関数は、指定した条件を満たすセルの合計を計算する関数です。文字列の指定数値や日付の指定部分一致での抽出など、さまざまな条件を指定して数値を合計できます。

複数ある条件から指定の条件に絞って合計値を出すことができるので、性別や年齢などで絞って合計値を計算するとこができます。

こんな時におすすめ
こんなお困りごとありませんか?

・年齢別や性別でデータを分析したい
・数ある条件の中から、一部の条件の数値のみを抜粋したい

・年齢別や性別でデータを分析したい
・数ある条件の中から、一部の条件の数値のみを抜粋したい

SUMIF関数の使い方

女性の会員者数をF2のセルに出したい場合

SUMIF関数の使い方

数値の個数を出したいセル(枠)に、 =SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲) と入力しましょう。

SUMIF関数は、同じ行の値を検索・合計します。

①範囲

 検索条件を確認するセルの範囲になります。性別分けされているB列(B2:B11)を入力します。

②検索条件

 ①の範囲から探す検索条件になります。女性の会員数を調べるので”女”を入力します。
 ※検索条件と範囲の文字は合わせる必要があります。(”女”と”女性”は不一致になります)

③合計範囲

 検索条件が一致した場合に、値を合計するセルの範囲になります。会員数のC列(C2:C11)を入力します。

F2のセルに、 =SUMIF(B2:B11,”女”,C2:C11)を入力することで正しい合計値が反映されます。

SUMIF関数

=SUMIF関数(範囲,検索条件,合計範囲)

検索条件について

検索条件は、演算子ワイルドカードを使うことで、細かい検索条件にすることができます。

比較演算子

検索条件では、指定する条件と組み合わせて、「”」(ダブルクォーテーションで囲みます。

演算子使用例条件
==SUMIF(A1:A9,”=日本“,B1:B9)A1~A9の値が”日本”の場合カウント
<>=SUMIF(A1:A9,”<>日本“,B1:B9)A1~A9の値が”日本じゃない”場合カウント
>=SUMIF(A1:A9,”>10“,B1:B9)A1~A9の値が”10より大きい”場合カウント
<=SUMIF(A1:A9,”<10“,B1:B9)A1~A9の値が”10より小さい”場合カウント
>==SUMIF(A1:A9,”>=10“,B1:B9)A1~A9の値が”10以上”場合カウント
<==SUMIF(A1:A9,”<=10“,B1:B9)A1~A9の値が”10以下”場合カウント

ワイルドカード

ワイルドカードとは、一部不明な文字の代わりに利用する代替文字のことです。

ワイルド
カード
使用例条件
*任意の文字列=SUMIF(A1:A9,”*会員“,B1:B9)A1~A9の値が ゴールド会員、シルバー会員など
任意の文字列+“会員 の場合カウント
?任意の一文字=SUMIF(A1:A9,”大?“,B1:B9)A1~A9の値が 大阪、大分、大川など
“大” + 任意の一文字 の場合カウント

まとめ

SUMIF関数は、指定した条件を満たすセルの合計を計算する関数です。文字列の指定数値や日付の指定部分一致での抽出など、さまざまな条件を指定して数値を合計できます。

比較演算子やワイルドカードなどの検索条件は、他の関数でもよく利用しますので、ぜひ使い方だけでも覚えておきましょう。

SUMIF関数

=SUMIF関数(範囲,検索条件,合計範囲)

参考:Microsoftサポートサイト

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