Excel(エクセル)では、MEDIAN関数を使うことで膨大な数値データの中から中央値を求めることができます。全体の数値から大きくかけ離れている「外れ値」が多いデータでは、平均値を求めると値が大きくぶれてしまうことがあります。そんな時に、中央値を求めることで全体の平均に近い数値を出すことができます。
今回の記事では、全体の中央にくる数値を求めるMEDIAN関数の使い方を解説していきます。
MEDIAN関数 | ||
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利用頻度 | ★★☆☆☆ | 2 |
難易度 | ★★☆☆☆ | 2 |
MEDIAN関数 | ||
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利用頻度 | ★★☆☆☆ | 2 |
難易度 | ★★☆☆☆ | 2 |
目次
MEDIAN関数の使い方
MEDIAN関数の入力
中央値を表示させたいセルに『=MEDIAN(○○:□□)』を入力します。○○の部分は範囲の一番上のセルを入力して、□□の部分は範囲の一番下のセルを入力します。
図の場合は、範囲の一番上がB2で一番下がB5なので、=MEDIAN(B2:B5)と入力すると、B2~B5の中央値である『550万円』が表示されます。
MEDIAN関数
=MEDIAN(〇〇:□□)
複数のセル範囲から中央値を求める場合
MEDIAN関数で複数のセル範囲の中央値を求める場合は、セルの範囲をカンマ(,)で区切ることで指定範囲を増やすことができます。セルの範囲をカンマ(,)で区切れば、3つ4つと指定範囲を増やすことが可能です!
図の場合には=MEDIAN(B2:B6,D2:D6)と入力することで、B列とF列の年収の中央値を表示することができます。
MEDIAN関数
=MEDIAN(〇〇:◎◎,△△:□□)
まとめ
MEDIAN関数
=MEDIAN(〇〇:□□)
=MEDIAN(〇〇:◎◎,△△:□□)